本08突然訪れるがゆえに何も準備していないことがほとんどで、かつ、人生においてそう何度も経験しないものです。
また、仏事と並行してことを進めなければならないのでごったがえしてしまい、悲しみさながら時間ばかりが無駄に過ぎてしまいます。
若干順番が前後するかもしれませんが、常識として知っておきたいこととして、まずは役所にて死亡届を提出。次に年金事務所に年金停止または遺族年金申請の届をします。また可及的速やかに金融機関(銀行・保険会社、証券会社等)に「死亡告知」を行い一旦口座を停止してもらいます。口座を停止することにより、各種支払い・受入れがストップしますから、従前から自動で振替処理をしていたものが処理されなくなることにより、公共料金、納付すべき各種税金はもとより、借金等の債務支払いなど、「支払先から督促状」が届きますので、届いたものから順次支払い及び名義変更処理を進めればよいでしょう。
税金関係は2つあって、ひとつは死亡より4か月を期限として準確定申告です。十分な時間を準備の上、まずは税務署に相談に行くことをお勧めします。
ふたつめは相続税の申告についてですが、これは(目安として現金換算で)、基礎控除3000万円に、対象者の人数×600万円が控除されますので、例えば対象者が2人ならば、基本的に総額4200万円(現金評価)までは非課税ということになります。この時点で4200万円未満の資産なら、申告自体が不要ということになります。実際は預貯金のほかに、不動産を中心とする資産の他、借金などの負債を差し引く必要があるので、資産が5000万円あっても、負債が800万円以上あれば、申告も必要なしとなります。